垂直避難は間に合うか?【命を守る防災対策】病院・高齢者施設の苦悩
255日前 から 108日後 まで配信
出演者
ウーデンジェニファー里沙番組説明
大阪市住之江区の南港病院で、津波浸水リスクに備えた「垂直避難」訓練が行われました。南海トラフ地震発生時、津波は最大3メートル浸水、到達は約1時間50分後と想定され、2階病棟の患者36人を上階へ避難させる必要があります。しかし、寝たきり患者1人の移動に職員4人で10分かかり、全員の避難には約3時間必要で間に合わない可能性があります。病院は2026年11月に移転し、病棟を3階以上にする計画ですが、同様の対応は費用面で困難な施設も多い状況です。神戸市須磨区の高齢者施設では、手作りスロープを使った垂直避難を試みていますが、時間と安全性に課題が残ります。東日本大震災では高齢者施設で多数の犠牲者が出ており、国や自治体による具体的な避難方法の指針や支援が求められています。さらに、避難後の生活に備え、施設は1週間分の備蓄を確保する必要があります。 【テレビ大阪「やさしいニュース」2026.1.14放送】