~別れと覚悟の舞台裏~
89日前 から 89日後 まで配信
出演者
片岡 愛之助番組説明
江戸時代から芝居小屋が立ち並ぶ道頓堀。 次々と閉館していく中、最後の劇場として賑わいを守ってきた「大阪松竹座」。 その建物の美しい外観からも『道頓堀の凱旋門』と呼ばれ103年間、大衆に親しまれてきた。 ところが…「大阪松竹座が2026年5月で閉館」 突然のニュースにファンや役者たちに衝撃が走った。 なんとか存続できないのかー思いも虚しく建物の解体も表明された。 上方歌舞伎俳優たちにとって故郷とも呼ぶべき舞台が消える。 人間国宝の片岡仁左衛門さん、関西出身の片岡愛之助さんが胸の内を語る貴重なシーンも収録。 役者たちは複雑な思いを抱えつつ、劇場への感謝の思いを込めて最後の公演に全力で、時に命をかけて臨む。 大阪松竹座に1997年開設された俳優養成学校「上方歌舞伎塾」の一期生として舞台に上がってきた俳優、片岡千壽さん。 およそ30年の歳月を劇場とともに歩んできただけに思いもひとしお。 彼にも密着、道頓堀で思いのたけを語る。30年前の初々しい姿も。 その道頓堀では長く役者たちを支えてきた町衆がいた。古い資料も大切に保存されている。 彼らの声から劇場と役者の歴史を積年の想いで振り返る。 5月のさよなら公演は連日満員。ファンの惜しむ声が広がる中、千穐楽が訪れる。 役者とファン、地元の人たちの思いはひとつ。 道頓堀の地に劇場が再び戻ってくること。 片岡仁左衛門さんを中心に役者たちが舞台に勢揃い。 金の紙吹雪が舞台に舞う中、幕は引かれた。 大阪松竹座は、閉館。 けれども、その先に続く新たな物語が始まっていた。