BYDが日本市場に投じる一石 ラッコは軽EVの殻を割れるか
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2025年4月、BYDは日本の軽自動車規格専用設計となるEVの導入を正式に発表した。初の海外メーカー製軽自動車、しかもEVである。その後、10月のジャパンモビリティショーで軽の売れ筋であるスーパートール系ワゴンのエクステリアとインテリア、そして「ラッコ」という名が披露された。奇をてらわず、オーソドックスなスタイルに、前後LEDのライトによるアクセント、インテリアもほぼそのままに、2026年7月、BYDラッコは正式に発売された。デビュー当初から充実した装備も話題になっている。 一方で10月初旬にはスズキからも初の乗用軽EVとして「eスカイ」が発表されたばかりだ。先行する日産サクラや三菱ekクロスEV、そしてホンダN-ONE e:と合わせて、軽のEVはさらに注目のカテゴリーとなるはずだ。なにしろ、今後拡大が見込まれるいっぽうのEV生活の入り口に並ぶ、重要な車たちなのだから。 そんな日本勢が迎えるBYDラッコとは果たしてどんな車に仕上がっているのだろうか。興味は尽きないのである。 松任谷正隆、中村昌弘(CG副編集長)