米中首脳会談 中国は“台湾問題”前のめり……経済面で焦るトランプ大統領、「譲歩」迫られる? 両首脳の思惑と裏側は

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番組説明

アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談が14日、北京で始まりました。両首脳の思惑や“台湾問題”への姿勢はどのようなものだったのか。山崎大輔・ワシントン支局長と、柳沢高志・NNN中国総局長の2人に、最新情報を聞きました。 ■国営の新華社通信が「速報」 藤井貴彦キャスター 「アメリカと中国側双方の取材の内容について、2人に伺っていきます。最初に聞きたいのが、日本政府も非常に注目している台湾問題についてです」 「中国としては『1つの中国』という考えから、台湾が独立することに対しては反対の立場ですが、アメリカはこれまで曖昧な表現を貫いてきました」 「こうした中、中国外務省は、習主席が『台湾問題は米中関係で最も重要な問題だ』と主張したと伝えています。中国側のこの発言の思惑はどのあたりにありそうでしょうか?」 柳沢総局長 「この発言を最初に報じたのは国営の新華社通信です。政府の正式な発表と実質的には同じですが、この速報は、まだ首脳会談が行われている最中に流れてきました。これは中国では極めて珍しいことです」 「しかも内容が、習主席が『台湾問題を適切に処理できなければ、米中関係を危険な状況に追い込むことになる』と主張したというものでした」 「つまり、習主席がかなり強い言葉でトランプ大統領に迫ったことを、中国側があえてフライング気味に伝えたという形で、中国側がいかに台湾問題で前のめりになっているかを表しています」 ■台湾問題、日本政府の受け止めは? 藤井キャスター 「続いて、アメリカ側のトランプ大統領はどう応じたのでしょうか?」 山崎支局長 「アメリカも14日の会談の内容を発表しましたが、台湾について言及しておらず、中国側との温度差が際立っています。アメリカはイランに関する中国との合意に発表の重点を置いていて、両国それぞれがアピールしたい内容を発表した形です」 藤井キャスター 「日本政府はどう見ているのでしょうか?」 小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員 「中国側のこの発言について、ある政府関係者は『日本に対する大いなる牽制(けんせい)だ。台湾と良好な関係を保つ日本に対する圧力の意味もある』と受け止めていました」 「ただ政府関係者は、『中国側が台湾問題について言えば言うほど、トランプ大統領はこの問題で中国側にサービスすることはないだろう』と、事前のアメリカとの協議を受けた見通しを話していました」 ■2つの超大国で世界を率いる意気込み 藤井キャスター 「夜の晩餐(ばんさん)会では、何か新しい情報は入りましたか?」 山崎支局長 「晩餐会の挨拶でトランプ大統領は、習主席を今年の9月24日にワシントンのホワイトハウスに招待することを明らかにしました。トランプ政権は国際会議に合わせて今年の11月と12月にも首脳会談を行い、今年だけで4回会談を実施することを目論んでいます」 「今回はその4回シリーズの初回という位置づけで、今後の主導権を握るための次につながる会談にしたいと考えているとみられます」 藤井キャスター 「中国側の新しい情報は入っていますか?」 柳沢総局長 「晩餐会での習主席の乾杯のスピーチでは、習主席が掲げる『中華民族の偉大な復興』と、トランプ大統領の『アメリカを再び偉大にする』という目標は全く矛盾なく同時に実現でき、世界に恩恵をもたらすと語っていました」 「その上で、トランプ大統領と様々な国際・地域情勢について意見交換をしたと明かし、いわゆるG2、2つの超大国で世界を率いていくという強い意気込みをにじませました」 ■米側、詳細を明らかにしなかった理由 藤井キャスター 「米中首脳会談は14日に始まったばかりですが、 1日を通してどんな点に注目しましたか?」 山崎支局長 「トランプ大統領は14日、記者団から首脳会談で台湾問題を協議したのかと問われても答えませんでした。会談を前にトランプ大統領は、台湾への武器売却について協議する考えを示していました」 「中国側から武器売却の中止や縮小を求められ、もしこれに応じるような発言をしていた場合、アメリカ国内からの反発は必至です。15日の会談への影響を避けるために、14日の段階では詳細を明らかにしなかった可能性もあります」 ■中国側の発表にトランプ氏の発言ナシ 藤井キャスター 「中国側はどうでしょうか?」 柳沢総局長 「14日夜、中国側の関係者に取材しました。中国としては今のところは会談は成功しているとの認識を示しました」 「肝心の台湾問題については、具体的なやりとりなど詳しい事情は分かりませんでしたが、通常であれば中国側の発表にトランプ大統領の発言が紹介されるところ、それがなかったのは意味があることだと指摘していました」 「これが中国にとってプラスの意味なのか、マイナスの意味なのかは明日になれば分かるだろう、とい 協力:NNN

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